月
07
12月
2009
スプリットボード/ Splitboard スプリットボードとスノーシューの比較
Craig Kelly's Splitboard @ Buff's house
スプリットボードとスノーシューの比較。
スプリットボードとスノーシューの比較
<評価>
良い、早い:○
そこそこ:△
悪い、遅い:×
<スプリット>
・移動・
ハイクスピード: ○(浮力があるので沈まない)
直登性能: ×(急斜面の直登は無理)
平地での移動: ○(板を滑らせる事ができ、あまり沈まないため早い)
下り移動: ○(スキーモードで滑走可能)
ハイク→滑りの切り替え: ×(時間かかる、慣れが必要)
背負う総重量: ○(ボードを背負わない分軽い)
硬い斜面: △(エッジ、スキーアイゼンで対応)
強風時: ○(風に煽られない)
・滑走・
トーション: ×(多少は感じるが、イマイチ)
操作性: ×(バインと板の間にインターフェースがあるため、悪い)
板の重量: ×(重い)
<スノーシュー>
・移動・
ハイクスピード: ×(遅い)
直登性能: ○(急斜面の直登が可能)
平地での移動: △(雪が深いと遅い)
下り移動: ×(遅い)
ハイク→滑りの切り替え: ○(早い)
背負う総重量: ×(ボード、スノーシューを背負う)
硬い斜面: ○(アイゼン付きならば普通に歩ける)
強風時: ×(背負った板で風に煽られる)
・滑走・
トーション: ○
操作性: ○
板の重量: ○
<個人的総評&コメント>
■スプリットボードが効果を発揮する時■
・斜面までのアプローチの距離が長い。
・アプローチに登り・下りがある。
・積雪が深い。
・少しでも背負う荷物を軽くしたい。
・パートナーがシール。
スプリットの浮力は大きく、スノーシューで膝上ぐらい沈む時でも、すね位までしか沈みませんでした。「歩く」、というより「前に滑らせる」という感覚のため、体力の消耗が少なく、スピードも速いです。もちろんちょっとした下りは滑ることができます。
■スプリットボードを使わない時■
・斜面までのアプローチが短い。
・アプローチがアイスバーンでエッジが効かない。
ス ノーボードの乗り味を第一に考えるのであれば、スプリットボードという選択は無いでしょう。本来1つのモノを2つにぶった切ってるわけですから、全く同じ という訳にはいきません。スプリットを手に入れる前にスプリットボードメーカーの試乗会で同じモデルの普通のボードとスプリットボードを交互に乗り、ゲレ
ンデでの乗り味を比較しました。2枚の板がピッチリくっついていた、そのデモボードでは少なからずトーションを感じることができました。もちろん通常の ボードと比べるとトーションは弱いですが。
■まとめ■
スプリットボードは非常にスピーディーで便利な道具ですね。
昨シーズンは富士山を滑る時以外は全てスプリットボードを使いました。
乗り味がイマイチなのが残念ですが、それを十分補うだけのメリットがあると思います。
ただし次の事ができるようになってから、どんなシチュエーションでも快適にスプリットボードが使えるようになりました。
・スキーモード(シールを外してスキーのようにして滑ること)で十分に滑れる。
・雪が硬い斜面をエッジを使って登れる。
・組み立てがスムーズにできる。
いくらスプリットボードを使っても、もたもたしていると
スノーシューで体力があり、ハイクのスピードが早い人には、総合的な行動速度で負けてしまう可能性は十分にあります。
スプリットボード=早くて楽
という事ではないのかな、と個人的には感じました。
Right Place Right Time
